D20 採血結果確認

昨日の採血結果を聞くため、指示通り12時10分前にクリニックに電話。しかし、まだ医師の確認がとれていないということで、12時ちょうどにもう一度電話をすることになった。
10分後、看護師さんが採血のホルモン値をさらさらっと教えてくれ、慌ててそのへんの紙に数値だけメモをする。414、1.4、74。そして、値に問題ないので、予定通り移植出来るとのこと。明日から薬を忘れずに、と。
電話を切ってから移植周期のホルモン値について調べてみる。東京HARTではISO管理目的以外の採血が(多分)初めてで、ホルモン値を教えてもらうこともなかったのだ。これまで基本的に先生任せで全然調べてこなかったのだと実感...。
で、414は恐らくE2(卵胞ホルモン)、1.4はP4(黄体ホルモン)、74はよく分からないが多分LH(黄体形成ホルモン)か...?
いずれも排卵期としては正常な範囲のよう。
まずは1回目の移植が出来そうだ。

電話をする前に、もしホルモン値が満たずに今周期見送りになったら、と一瞬考えたけれど(私は最悪の事態を事前に想像して心構えをする癖がある)、三連休だし始めようと思っていたホットヨガの体験に行って、来月また頑張ろうとすんなり思えた。
去年の秋は人工受精を再開しかなり追い詰められた精神状態だったことを思うと、だいぶ回復していると感じる。

前回の妊娠が継続していれば、3/15が出産予定日だった。その日にも思ったが、この半年ちょっとで信じられないほど精神的に立ち直ることが出来た。
本当に生きていて楽しいことは何もない、人生は辛いばかりと思っていた去年の晩夏~秋だったが、ここまで来られてよかった。
ありきたりだが、私のなんでもない毎日は夫や家族、友人など多くの人に支えられている。そしてこの期間、アートや映画、小説、ドラマなどの創作物がどれだけ日々を癒してくれたかわからない。
そういうことを改めて感じることができて、よかった。

D19 内診、そして予定変更

2回目の卵胞チェック。だが、前回あった左側の首席卵胞が見当たらない。どうやら前回内診後に予想以上の早さで成長したかもしくは小さいまま排卵したかで、いずれにしても排卵直後の様子。まあ、D19だもんなぁ...。
採血してホルモン値を測り、問題ないようであれば移植日前倒しになる様子。ああ、出張日程組み替えて半休申請したところなのに~!...まあ、仕方ない。
東京HARTは血液検査を外部委託してるようなので、明日のお昼に電話でホルモン値の確認をすることになった。とにかく、キャンセルになりませんように!

そして、判定日まで服用する大量の薬をもらった。初めてのルティナス膣錠、めちゃめちゃかさばることにびっくり。これを仕事しながら一日三回って、厳しいなぁ。他にプロギノーバとルトラール、これらは錠剤なので問題なし。

とりあえず、明日の電話を忘れないようにします。

移植のタイミング

少し前に来年度の認可保育園の当落が通知され、都内では1/3が落選したというニュースがあった。
23区に住む我が家も全く他人事ではない。

昨年7月に妊娠した時の出産予定日は3月だった。人工受精を始めたときは出産予定日など特に気にしていなかったのだ。いざ早生まれになると決まって居住区の保育園事情を調べると、あまりのハードルの高さに青ざめた。
認可外保育園は4月に一斉入園となるが、早生まれの場合は生後間もないため0歳4月で預けられない。より競争率の高いと言われる1歳4月で預けることになる。
かといって認可外保育園を調べても、23区は次々と認可外保育園を認可保育園へ切り替えており、居住区では既に認可外保育園はほとんどなかった。

居住区のHPでは昨年の各認可保育園のボーダーとなるポイントをまとめてくれているが、我が家はボーダーかちょっと足りない水準だった。

その後結局流産してしまったので杞憂に終わったわけだが、体外受精の移植周期を迎えてみると、また早生まれ問題を考えるタイミングになってしまった。今回の移植が駄目だった場合、4月から6月の移植は早生まれになる。
皮算用かもしれないが、早生まれにならないように2回目以降の移植周期を調整すべきか悩んでいる。

ただでさえチャンスが少ないのに、何で妊娠のタイミングまで考えないといけないのか。
この一、二年でも声をあげた方がたのお陰で少しずつ改善しているのだと思うが、安心して産める環境にはほど遠いと感じる。

もし子供が授かれたら、その後の保活についてもブログに残していきたいと考えている。

D15 子宮鏡検査

またまたひさしぶりのクリニック。
薬の服用もなく、治療を忘れて毎日を過ごしていた。
空気が春めいてきたせいか新しいことを始めたくて、3月は色々な催しに顔を出そうと予定をたてている。

さて、今日は卵胞チェックと子宮鏡検査。東京HARTでは初めての体外受精移植の前に子宮鏡検査を行うらしい。理由は、移植前にポリープ等を発見するためと、移植のルートを確保するため。移植の際に出血すると着床の阻害要因になるので、子宮口が狭い場合はあらかじめ子宮鏡検査の時にラミセルというもので広げたりするとのこと。

子宮鏡検査は痛いという話を聞いていたので、ちょっと緊張して処置室へ。人工受精も最後の2-3回は子宮口が曲がっているということで硬いカテーテルを使われ、結構痛かったのだ...。

まずは採卵前ぶり(つまり1ヶ月以上ぶり)の卵胞チェック。今日はK先生。左に1cmくらいの卵胞が育っており、今周期の移植は出来そうとのこと。
そして子宮鏡検査。消毒後、カメラが入れられていき、横のモニタに内部の映像が映される。痛みは卵菅造影検査と同じ種類で、程度も同じくらい。ちょっと下腹部がツーンとするけど、我慢できる。

すぐに終わってほっとした。そして診察室ではK先生から子宮鏡も問題ないと言ってもらい、判定日までのスケジュールが仮ではあるが決まった。自然周期の内診は今日を入れて3回で、来週末が移植日になりそう。

判定日は9時~10時までの採血なら当日15時以降に結果を聞けるが、採血と結果確認は別の日でもいい。別の日とする場合は採血が午前なら翌日の午前以降、採血が午後なら翌日の午後となるらしい。
いまのところ判定日が月曜日の予定なので、終日休むのは避けたいと考えて、月曜採血→火曜結果確認としてもらった。

おおよそのスケジュールが見え、出張の調整もしやすくなってひと安心。
そして今日も追加の請求書をもらう。

胚移植費用で118,800円。凍結胚融解:21,600円、透明帯開孔法:32,400円、胚移植:64,800円の合計とのこと。

採卵では誘発や追加凍結含めると90万円近くかかっている。移植ごとに20万円とみても4つの凍結卵の移植が終わる頃には170万円くらいになる。今周期は自然周期なので費用はかかっていない方だと思うが、凄い金額である。
体外費用として確保している300万円は、採卵2回目があればそこで使いきってしまいそうだ。

次の採卵が必要になった時に考えればいいが、採卵3回までと言わず300万円使いきったら止めてもいいかもしれない。

とりあえず、今周期の移植が終わったら体外受精の費用をまとめて記事にしたいと思う。

ところで、今はホットヨガを始めたくて仕方ない。前に通っていたジムにホットヨガのスタジオがあって、結構楽しかったのだ。
体質改善を図るに当たって、改めてやってみたいなと。冷え性と肩こり、柔軟性の改善、ついでにあわよくば精神的な安定が得られれば嬉しい。
職場の近くにホットヨガとマタニティヨガ(これは常温)のスタジオを見つけたので、もし今回の移植が陰性だったら体験クラスに行ってみようと思う。元気なうちに治療が上手くいかなかった時の楽しみを意図的に配置しておくのだ。

D6 移植周期の方針説明

ひさしぶりのクリニック。
昨日の夜海外出張から戻ったが、整備不良で飛行機が4時間遅れ、帰宅は深夜になってしまった...。
溜まった家事を朝片付けたが、タイムアップでどたばたと表参道へ向かう。もっと遅い予約時間にすればよかったが、仕方ない。

今回は内診はなく、直接院長の診察室へ。採卵の結果を日にち別の受精卵の画像を見ながら説明してもらう。が、細かいところは専門的すぎてよくわからなかった...。
概要としては、11/25個の変性卵は多いがPCOなのである程度仕方ない、その後ふりかけで9/11個受精してるのは良好な結果。受精卵の成長過程も順調で、凍結に至らなかった5個のほとんども桑実胚にはなったようだ。
凍結卵のグレードは5日目凍結の3個が4AA・4AB・4BB、6日目凍結が4BC。東京HARTではBB以上が良好としているようなので、5日目の3個は有望とのこと。一方で6日目の1個についてはグレードの説明もなかった。院長は「この4個で一人か二人は狙えるでしょう」とのこと。一回の採卵で二人目も出来たら最高だが、期待しすぎても良くない。
とりあえず、「全く計画通りです」という院長の言葉を信じよう...。
これまでの周期で自力で排卵しているので、今回は自然周期とのこと。クロミッドの指示もなく、次はD13-14に内診。合わせて子宮鏡検査もやるらしい。痛くないといいなー。これでポリープ等が見つかると、移植前にそっちの処置をすることになると。

また、院長診察の時に勇気を出して胚盤胞以外は凍結しないのかどうかを聞いてみた。凍結の際、東京HARTは世界で初めて開発したというガラス化技術を用いている(現在は世界中で行われているらしい)。従来は凍結時に受精卵内の水が結晶化し、体積が大きくなるため受精卵にダメージが生じた。ガラス化は結晶化起こさずに瞬時に凍結出来るため、受精卵へのダメージが少なくすむという。
一方でガラス化は受精卵内の細胞が十分に分割して小さくなっている必要があるらしく、胚盤胞まで育ててガラス化するのが最も妊娠に繋がると考えているらしい。
ということで、恐らく採卵数や受精率にかかわらず、胚盤胞のみ凍結する方針なのだろう。納得。
待合室でも時々院長の学会発表の映像が流れているが、学者肌の人なのだなーと改めて思った。

帰りがけに近くの「まめ」という和菓子屋さんでいちご大福を買った。いちご大福、この時期だけの楽しみという感じで大好きなのだ。

D3 移植周期開始

月曜に生理が来て、本日D3。
クリニックの指定ではD3までに来院することになっているのだが、今週一週間は海外出張なので最短で通院可能な土曜日に予約を取った。D6に相当するが、ホルモン補充はどうなるのだろうか?採卵の成績や凍結卵のグレードについても意見を聞きたい。
土曜日は混雑解消のため医師の指名が出来なくなったのだが、聞きたいことがある時はK医師の方が聞きやすいと感じる。院長は自信に満ちていて元気付けてもくれるが、何故かPC担当の看護師さんが横につくので細かい質問をしづらいのだ。
どっちにしても聞きたいことをまとめておこう。

そして、やはり採卵後の生理は少し早く来る様子。私の場合は採卵からちょうど2週間後で、27日周期ということになる。通常30-32日周期なので少し短い。移植日が友人の結婚式に被りそうな予感...。

子供を持つことと仕事

今周期は採卵周期で、取れた卵も全て凍結なので治療としてはやることがない。ホルモン補充の指示もなかったので、普通の日々。

治療記録としては書くことがあまりないので、自分が子供を持つことについてどう考えているか書いてみる。

と言いつついきなり仕事の話だが、私は(現在の会社でなくとも)仕事をずっと続けたいと考えている。そして出来れば子供も欲しい。そう考えて就職活動もしてきた。
定期的に国内転勤があるような業界は選ばなかったし、過度な激務が予想される会社も受けなかった。結果的には良い選択だったと思うが、今の会社は海外転勤の機会こそあれ、国内は拠点も少ないので転勤の心配はあまりない。制度も整っており、フレックスタイムや時短、在宅勤務は多くの社員が利用している。数年前には不妊治療休暇までできた(これは利用の有無は不明)。
私はフルタイム総合職で現在は営業職だが、出張や会食の時以外は6時台に会社を出られる。

ところで、私は毎年新卒向けの会社説明会や採用試験の手伝いをしているのだが、特に女性の場合は学生の内から転勤や社内の制度を気にしすぎる程気にする。その気持ちはよく理解できて、女性の場合、将来考えるにあたっての不確定要素がとにかく多いのだ。夫の転勤と自分の転勤だけでなく、子育てや介護など、将来を真剣に考える程に阻害要因が見えてくる。
シェリル・サンドバーグのLEAN INの前書きに、就職活動に臨む女子大学生のことを「見えない子供を抱いている」というような比喩が出てきて、強く印象に残った。
女性は将来ずっと働きたいと思う程、会社選びに慎重になる。ともすれば働きやすさを気にしすぎてやる気がないように採用側には映るかもしれないが、そうではないと声を大にして言いたい(ここで書いても仕方ないが)。

話が逸れてしまったが、私は就職活動をしていた10年前から未熟なりにも自分のライフプランを考えて、長く続けやすそうな今の会社に入った。
そして結婚はしたが、子どもは思っていたほどスムースには授からない。もしかしたら子供のいない生活もありえるのかな、と考えることもある。
そうすると、これまでの10年弱の社会人生活の節目節目で全力を注いでこなかった自分が見えてきた。会社で応募できる短期の語学留学やMBAは修了が義務付けられているので、妊娠の可能性を考えてためらってしまっていた。仕事は私なりに真面目に取り組んで成果を出してきたつもりだったが、社外での積極的なスキルアップの努力はしてこなかった。そのうち子供が出来たらどうせ自分の限界まで働くことはなくなるし、とぼんやり思っていたのだ。妊娠に対しても認識が甘いし、社会人としても甘えがあったということだ。子供もいて仕事もそれなりに出来る人として働き続ける事が自分の理想の未来となっていた。
しかし、子供が出来ず夫婦二人の人生になるのであれば、本当はもっと仕事やスキル面でチャレンジしたい。最近はそういう気持ちが強く沸き上がってきた。そのためにはまず、子供が出来るなら早く欲しいし、出来ないなら早くそれを知って諦めたい。そう思ってステップアップをした。

とにかく自分の人生を後悔したくないので、タイムリミットのある妊娠・出産については出来る時にベストを尽くしておきたい、と考えて治療を進めている。意味のある時期にそれなりの時間とお金をかけ、ベストを尽くしたという納得感があれば、子供のいない人生にも悔いなく進んでいけると思うのだ。