不妊治療日記

不妊治療を経て2017年12月に出産予定。文京区の保活のことなど。

子供を持つことと仕事

今周期は採卵周期で、取れた卵も全て凍結なので治療としてはやることがない。ホルモン補充の指示もなかったので、普通の日々。

治療記録としては書くことがあまりないので、自分が子供を持つことについてどう考えているか書いてみる。

と言いつついきなり仕事の話だが、私は(現在の会社でなくとも)仕事をずっと続けたいと考えている。そして出来れば子供も欲しい。そう考えて就職活動もしてきた。
定期的に国内転勤があるような業界は選ばなかったし、過度な激務が予想される会社も受けなかった。結果的には良い選択だったと思うが、今の会社は海外転勤の機会こそあれ、国内は拠点も少ないので転勤の心配はあまりない。制度も整っており、フレックスタイムや時短、在宅勤務は多くの社員が利用している。数年前には不妊治療休暇までできた(これは利用の有無は不明)。
私はフルタイム総合職で現在は営業職だが、出張や会食の時以外は6時台に会社を出られる。

ところで、私は毎年新卒向けの会社説明会や採用試験の手伝いをしているのだが、特に女性の場合は学生の内から転勤や社内の制度を気にしすぎる程気にする。その気持ちはよく理解できて、女性の場合、将来考えるにあたっての不確定要素がとにかく多いのだ。夫の転勤と自分の転勤だけでなく、子育てや介護など、将来を真剣に考える程に阻害要因が見えてくる。
シェリル・サンドバーグのLEAN INの前書きに、就職活動に臨む女子大学生のことを「見えない子供を抱いている」というような比喩が出てきて、強く印象に残った。
女性は将来ずっと働きたいと思う程、会社選びに慎重になる。ともすれば働きやすさを気にしすぎてやる気がないように採用側には映るかもしれないが、そうではないと声を大にして言いたい(ここで書いても仕方ないが)。

話が逸れてしまったが、私は就職活動をしていた10年前から未熟なりにも自分のライフプランを考えて、長く続けやすそうな今の会社に入った。
そして結婚はしたが、子どもは思っていたほどスムースには授からない。もしかしたら子供のいない生活もありえるのかな、と考えることもある。
そうすると、これまでの10年弱の社会人生活の節目節目で全力を注いでこなかった自分が見えてきた。会社で応募できる短期の語学留学やMBAは修了が義務付けられているので、妊娠の可能性を考えてためらってしまっていた。仕事は私なりに真面目に取り組んで成果を出してきたつもりだったが、社外での積極的なスキルアップの努力はしてこなかった。そのうち子供が出来たらどうせ自分の限界まで働くことはなくなるし、とぼんやり思っていたのだ。妊娠に対しても認識が甘いし、社会人としても甘えがあったということだ。子供もいて仕事もそれなりに出来る人として働き続ける事が自分の理想の未来となっていた。
しかし、子供が出来ず夫婦二人の人生になるのであれば、本当はもっと仕事やスキル面でチャレンジしたい。最近はそういう気持ちが強く沸き上がってきた。そのためにはまず、子供が出来るなら早く欲しいし、出来ないなら早くそれを知って諦めたい。そう思ってステップアップをした。

とにかく自分の人生を後悔したくないので、タイムリミットのある妊娠・出産については出来る時にベストを尽くしておきたい、と考えて治療を進めている。意味のある時期にそれなりの時間とお金をかけ、ベストを尽くしたという納得感があれば、子供のいない人生にも悔いなく進んでいけると思うのだ。

2015-16年治療費合計

医療費控除のために領収書の集計をしたので、こちらにも記録する。2016年までは人工受精だけなのだが、既にかなりの金額になっていて、改めて見るとくらくらする。

【2015年】
地元の婦人科:血液検査・卵菅造影検査・タイミング法2回

28,180円

【2016年】
はらメディカル:AMH検査(精液検査の領収書は紛失...)

7,560円

【2017年】
東京HART:血液検査(夫婦とも/年1回)

20,320円

東京HART:AIH3回

173,790円

地元の婦人科:流産手術・術後検査

36,860円

東京HART:AIH3回

172,730円

合計:439,440円

という事で、検査諸々とAIH6回で40万円強となった。AIHは割安だと思っていたが、全額自費の東京HARTでは1回約6万円と馬鹿にならない。
そういえば、通い始めた頃は内診のたびに6,000円近く支払うことにおののいたものだった。
私は東京HARTに特に不満はないが、AIHは保険診療可能な病院も多いだろうから、体外へのステップアップから転院してもいいかもしれない。

この2年は時間もお金も治療に費やすと決めたが、本当にかなりの金額になっていることを実感した。
今年の医療費は桁違いに増えるはずなので領収書をしっかりまとめておこう。

そして何よりも、早く通院生活が終わりますように!!

凍結保存の追加費用

先日の採卵の費用は事前振り込みだったが、今日簡易書留で領収書が届いた。

採卵:108,000円
媒精:54,000円
培養料:162,000円
胚盤胞培養:75,600円
受精卵の凍結保存:75,600円
凍結保存追加:54,000円×3本

合計:637,7200円

今回は胚盤胞4個を凍結保存したので、凍結保存の追加費用の請求も付いていた...。
1容器追加あたり54,000円なので、162,000円の追加振り込みである。
鍼灸の担当さんの言うように10個近くも凍結してたら大変なことになってたよー!!4個でよかったと思おう。

また、元々顕微受精の予定ではなかったのだが、採卵前に「精子の状態が悪ければ顕微にするかどうか」という書面を提出していた。これまでのAIHでも夫の精子の状態が悪いと言われたことはないのだが、ここで顕微になっていたらプラス15万円である。その点を少し気にしていたが、領収書が届いて顕微ではなかったことが確定した。
また、胚盤胞で凍結したこともこれで明らかになった(これは凍結確認の時に看護師さんが5日目と6日目と言っていたので、私が無知だっただけ)。

しかし、このペースではほんとうに1サイクル百万円が現実的になってきた。というか、移植周期でもホルモン補充をするのであれば4回の移植で軽く超える気がする。

とりあえず医療費控除の確定申告で領収書を整理しているところなので、これまでの治療費についても別にまとめようと思う。

流産した時のこととその後

私は16年の8月に稽留流産をしている。
人工受精3回目で妊娠に至り、産院に移っていた頃だ。東京HARTを卒業し、産院へ紹介状を持って行き、初回の妊婦検診を受けるはずだった。
妊娠9週時点までつわりがほとんどなかったのだが、胸のはりや匂いに敏感になるなどの症状は出ていた。それが診察の数日前からなくなり、妊娠前のような体調に戻っていた。
なので、診察前からもしや、と思ってはいたのだが、内診で心拍が見えないと言われた時はひどく動揺した。

妊娠が分かってからも、流産よくあることだし、安定期までは過度に期待しすぎるのはやめようと思っていた。安定期までの流産は母体が要因ではないし、万一のことがあっても落ち込む必要はないと時分に言い聞かせてきた。
しかし、いざその不安が現実になると、自分でも思いもよらないほど落ち込んだ。
会社には普段通り行ったし、仕事が気を紛らせてくれた面もあるが、家で一人でいる時などに涙が出ることがあった。それまでそんなことは思ったこともないが、子供連れや妊婦さんを見て、勝手に落ち込んだりもした。
気分の浮き沈みも激しく、みかねた夫が(普段は引きこもりなのに)小旅行に連れ出してくれたりもした。
治療を再開しても、何故かもう妊娠できないような気がして、ひとりで物凄く追い詰められた気持ちになっていた。治療を始めた当初とは全く違う精神状態だった。

子供は欲しいけど、出来なかったら二人の人生を楽しもうと思っていたのに、全くそんな風に考えられなくなっていた。妊娠できない自分は生物として欠陥があるように思い込んで、勝手に落ち込んだ。

結局そういう気持ちから抜け出すのに半年近くかかった。時間をもて余さないように資格試験の勉強を始めたり、子供がいない場合のライフプランを考えたりしたことでかなり精神的に改善した。
不妊治療を初めてから、定期的に通ったり、身体を動かしたりする習い事も止めているので、もし授からなかったらそういう趣味をたくさん持とうと、やりたいことを妄想したりしたのもよかった。
今は体外受精に向けて期間を決めて走り始めたので、かなり清々しい気持ちだ。

流産自体はよくあることと言われるし、自分の身に降りかかるまではそういうものだとしか思っていなかった。
でも、本人の苦しみや辛さはよくあることで片付けられるものではないのだ。流産にかかわらず世の不運は全てそうなのだが、私はまだまだ想像力が足りなかったな、と思う。

まだ私も結果を残せているわけではないので、また流産に至ってしまうことがあるかもしれないけれど、それで人生の価値が損なわれる訳ではない。そのことはちゃんと書いておこう。

鍼灸2回目

凍結確認の昨日、夜は鍼へ。
前回の施術から毎晩自宅でもお灸をしている。
冷え性はなかなか改善しないけど、ついでにやっているマッサージの効果か、便秘が解消されてきた今日この頃。特にくるぶし周辺とアキレス腱周りが悶絶するほど痛く、詰まってるんだなーという感じ。地道に続けよう。

さて、採卵から凍結までの結果を担当さんに話すと、やはり変形卵が多い(11/25個)のが気になるとのこと。
年齢的にも半分近く凍結に至ってもよいと。刺激が強すぎると変形卵が多くなりやすいらしく、もし次に採卵する場合は刺激法を病院と相談した方がいいかも、とアドバイスをもらった。なるほどー。
しかし、東京HARTは凍結容器ごとに追加費用が発生するはずなので、10個近く凍結に至っていたら費用面では相当痛かったはず(もう一度採卵するよりはもちろん安いけど)。

それはともかく、私は不妊治療のことは上司と数人の友人以外には話しておらず、相談できる人もいないので、鍼灸は気軽に話したり相談できる場として有難い。5日目と6日目の凍結ということは胚盤胞なのか?という初歩的な質問にも答えてもらったりして。
とりあえず胚盤胞が4つ確保できてよかったですね!と言ってもらったし、移植周期頑張ろう。

施術中はふるさと納税とか修学旅行とか、全然不妊治療と関係のない話をしながらしっかり鍼を刺してもらう。
あと、代々木上原はおしゃれカフェやパン屋さんが多い(芸能人も多いらしい)という話もして、折角なのでこれから開拓していきたい。甘いものもパンも不妊治療にはあんまり良くなさそうだが、まあ楽しみも必要なのでほどほどに。
この日は帰宅後に揉み返しのようなだるさが肩やふくらはぎに残った。いつもより長くストレッチをして、愛用してるあずきのちからで肩を温めてから寝た。

凍結確認

忘れた頃に凍結確認。
資格試験の勉強もあり、不妊治療のことをほぼ忘れて過ごした一周間だった。

今日は出張のため指定された11時には電話出来なかったが、15時過ぎに電話したところ快く看護師さんに取り次いでもらえた。
凍結に至ったのは4つ。内、5日目が3つ、6日目が1つ、残りの卵の状態は次回来院時に先生から説明があるとのこと。ということは胚盤胞なのだろうか?
次は生理開始後3日目までに来てくださいとのこと。来週は一週間海外出張のため、3日目に行けない可能性があることを伝えると、都合の良いタイミングでいいらしい。その場合は自然周期になるのだろうか?
採卵後は生理が早く来ると聞き、今周期スキップの可能性を懸念していたが、それは避けられそうだ。
とりあえず凍結胚が複数個確保できてほっとした。

ところで今回、どの段階で受精卵を凍結するのかを私は事前に聞いていなかった。特に相談もなかったので(あの時点で相談されても回答のしようがないが)、院長が決めているはず。
どの段階で凍結するかはクリニックによって方針が違うようだが、東京ハート自体が胚盤胞まで進める方針なのか?それとも採卵数や受精数によって変えているのだろうか。次回聞いてみよう。

凍結卵のグレードについても次回聞けるらしい。
よくわからないので調べておこう。

受精結果確認

今日は新幹線で遠方に出張のため、がんがん更新しているのだが、一つくらいタイムリーな記事を書きたい。

昨日が採卵で、今日は受精結果確認の日。
11時から12時の間にこちらからクリニックに電話をすることになっている。
昨日の採卵で取れた数は25個だが11-12個は変形卵だと既に聞いていたので、1-5個受精してくれていればいいと心構えをした上で電話。
結果は9個だった。受精率は悪くないということだろうか。
OHSSの恐れがあったため今周期は全て凍結することになっており、凍結確認は採卵の8日後の21日にまた電話をする。
受精結果と共に体調や出血について看護師さんが確認してくれて、有難い。
次は生理3日目くらいに受診し、グレードなどの説明を受け、移植周期のスケジュールを練ることになる。

もはや私に出来ることはないが、頑張ってくれますように!