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初めての鍼灸と体質改善

この1年、悔いなく治療に取り組もうということで、これまで敬遠してきた食事療法を含む体質改善も始めることにした。
敬遠していた理由は、効果のほどがわかりづらく、情報も玉石混淆で調べるうちに疲れてしまうからだ。まあ、最大の理由は出来れば今の生活を変えずに授かることが出来ればラッキーという私の怠け者根性だが...。

現在の生活スタイルは下記の通り。
・基本的に自炊、昼食はお弁当持参。
・運動は週1でジムにてウェイトと有酸素運動
・お酒は飲み会の時くらいでほぼ飲まない。
・喫煙はしない。
・体はとにかく丈夫。風邪はほとんど引かない。
・生理は30-32日周期でほぼ一定。

一方で、自覚している不調は下記の通り。
・末端冷え性
・体のかたさ、特に股関節まわり。
・肩こり。

いずれも幼少時代~学生時代から自覚しているものだ。
不妊治療について調べていると鍼灸を併用している方が非常に多いので、行ってみるかと検索。
不妊治療院と同じで、有名どころは予約が取りづらそう。
都内で不妊治療を謳う鍼灸院のうち、価格が高過ぎず、予約も比較的近々に取れそうな、くにい治療院というところに決める。あと、私は今は基礎体温を測っていないので、基礎体温表必須の所も候補から外した。
予約できたのは先週日曜日、採卵日の前日だった。

担当は優しそうな若い女性で、健康面や治療歴についての膨大な問診票を元に一時間半くらい問診。
精液検査やAMH、血液検査の結果も確認される。
その後、上下別れた術衣に着替えて鍼灸治療に入る。
腰や脚、肩や頭にどんどん鍼を刺される。刺される痛みはほとんどないが、ツボを突かれたように動けない感じ。刺された箇所が重く感じる時もあった。
足の裏とくるぶしにはお灸もしてくれた。
お灸は後で自宅用に購入を勧められたのだが、シールタイプで緑→銀→青の順で効果が強く、私の場合は足の冷えが強いので銀を購入した。
脚のはりと冷えを指摘され、特に冷えは上半身と下半身のバランスが取れていないとのこと。
出来るだけ毎日30分程度のウォーキングやマッサージ、ストレッチを取り入れた方がいいとアドバイスをもらった。
ストレッチはやっているつもりだが、マッサージは面倒でなかなか続かない...がこの機に取り組んでみることにする。
術後はなんとなく体が軽い感じ。担当さんの感じも良かったので10回回数券を買ってみる。
鍼灸自体は速効性があるものではないので、定期的に通って体の状態を診てもらったり、不妊治療の相談の場として活用するのが良さそう。
治療院としても、不妊治療はなかなか相談できない場合が多いので、情報共有や相談の場にしてほしい、という方針のようだ。
とりあえず10回は続けるぞー。

また、最近取り組んでいる体質改善は低糖質の食事を心掛けること。
多嚢胞は坑インスリン耐性と関連があり、糖尿病患者向けの治療で改善することがあるそう。
私は自力で排卵はしているのであまり目に見える効果はないかもしれないが、多嚢胞は糖尿病予備軍とも言われており、気にしておきたい。思えば祖母も糖尿病で、父はその遺伝を気にして相当食事に気を遣っていた。
そこで、最近の取り組み。
・甘いものは(旅行の時やお祝い事を除いて)食べない。
・食事の時は野菜から食べる。
・お弁当のご飯は玄米にする。
・夕食のご飯は麦飯にする。

夫が大のご飯好きであるため、玄米への完全移行は却下された。気休めに麦飯(白米に混ぜて炊くタイプ)である。
また、不妊治療を初めてホルモン補充の影響か、運動不足か(AIH後など関係ないと思いつつ、運動しづらかった)、太ってきているので、出来ればダイエットにも繋げたい。
最近の我が家のブームはご飯の代わりに自家製厚揚げを作ることだ。
元はアサイチで放送していたのを夫が観て興味を持ったのだが、ちょっといい木綿豆腐を買ってきて、15分ほど水抜して揚げるだけ。揚げ出し豆腐と違って衣がないので、揚げ物とはいえそこまでカロリーはない(はず)。そして二人で一丁でお腹いっぱいになる。あんかけや肉味噌、酢豚風などアレンジ色々で飽きないのだ。野菜の副菜や汁物と組み合わせ、ここ二週間くらいで4,5回作っている。

あの手この手で楽しみながら体質改善に繋げられたらいいな、と思う。

初めての採卵日

採卵日当日は朝8:15にクリニックに着かなくてはならない。我が家からクリニックまでは45分くらいの距離だが、今回、夫はどうしても遅れられない用事があり、いつも通り自宅採精することになったので、一時間近く前に家を出る必要がある。
私は6:15にすっぴんのまま(眼鏡と薄化粧の指示だったので)近所のオープン直後のジョナサンへ。
7時に夫からカップを受け取り、クリニックへ向かった。
この日採卵の患者は私を含めて5名。採卵順はあらかじめ決められており、私は4番目だった。
全裸にガウンタイプの術衣、不織布のキャップという姿に着替え、ベッドに横たわって待つ。
その間に看護師さんが点滴を入れてくれる。私は血管がかなり細いらしく、採血の時に毎回ご苦労を強いてしまうのだが、とても上手な方だった。
ベッドはカーテンで仕切られているが、他の方が順番に呼ばれては戻ってくる気配がする。
4番目なので一時間ほどは待っただろうか。
点滴を付けたままトイレを済ませ、手術室に入る。流産の手術を受けていたので、同じようなもんだろうと思っていたが、こちらの手術台は設備が本格的で、ちょっと怖くなる。台自体が高い位置にあるので、小さなステップを登って横たわると、5,6人の看護師さんが手際よく手足を固定してくれ、静脈麻酔が入る。1から6まで数えたところで意識はなくなった。なお、この日は院長が担当だった(医師の指名はできない)。
次に気づくと元いたベッドの上で、下腹部は生理痛の重い日くらいの痛み。
我慢できないほどではないので、特に痛み止めはもらわず、いただいたお茶と飴を食べて一時間程休んだだろうか。
トイレで血尿が出ないことを確認した後、着替えて受付へ。そしていつもの処置室で膣内のガーゼを院長が抜き取ってくれて終了。この時院長が取れた数は25個、変形卵が11個(12個だったかも)とさらーっと言い残していった。25個とはどうりで下腹部が張って痛かったはずだ。しかし、変形卵は多過ぎでは?と思い、帰る道々ネット検索するが、多嚢胞自体がそういう変形卵を残したままになった状態、ともあったので、気にしないことにする。受精卵は多いに越したことはないが、たくさん子供が欲しいわけではないのだし、5個、いや2-3個でも受精してくれていれば十分だ。
元気があれば表参道駅でランチして帰ろうと思っていたが、さすがに痛みがあってだるいので、大人しく自宅に帰った。

初めての採卵周期

D3の内診後、ステップアップの相談をしたところ、流れるように採卵周期の説明へ。次々にスケジュール表や同意書が出てきて、ついに始まった、という感じ。

多嚢胞気味だからだろう、誘発法はアンタゴニスト法が指定された。

D3 :内診&ゴナピュール150単位
D4-6:自己注射開始、ゴナピュール150単位
D7 :内診&ゴナピュール225単位
D8-9:ゴナピュール225単位
D10 :内診&ゴナピュール225単位+ガニレスト
D11 :ゴナピュール225単位+ガニレスト
D12 :ゴナピュール225単位+ガニレスト、フェマーラ、点鼻薬
D13 :なし
D14 :採卵日

自己注射は通常二回通って合格となるらしいが、前夜夢に見るほどシミュレーションしていたら一回で合格となった。
体外受精を始めるまで、想像するだけで自己注射は憂鬱だったが、自前の程よい皮下脂肪にも助けられ、案外なんとかなった。すっごく痩せてる方は怖いかもしれない。
ちなみに東京HARTの場合はペン型などの選択肢はなく、普通に看護師さん達が使うような注射器である。アンプルに入った薬剤と生理食塩水と注射器のセットをもらい、自分で吸い上げて注射する。手順は多いが割と面白い。
刺すときは針が長いので最初は怖かったが、痛みはほとんどない。終盤に追加されたガニレストは既に薬液が注射器にセットされているタイプで、針が短くて刺すのは楽なのだが何故か薬液が染みる。

採卵2日前は午前中に自己注射、20時にフェマーラ、22時に点鼻薬。この日は土曜日で友人宅に泊まりに行っていたため、洗面所で隠れて点鼻薬を吸引...。自己注射が夜の指定でなくてよかった。
採卵前日は久しぶりの注射も服薬もない日。静脈麻酔をお願いしていたので、23時から絶飲食だがその前に寝てしまった。

ステップアップのこと

体外受精に進むにあたって、私の中では採卵3回までと決めている。
高刺激系である東京ハートでは一年に三回の採卵を目安としているらしく、この中で誘発方法を工夫して結果を出すことを目指しているということ。
そして費用面でも、東京ハートでの体外受精はワンサイクル百万円とも言われることを考えると、我が家で無理なく捻出出来る予算として、3回分の300万円を確保した。
我が家は助成金はもらえないので、(医療費控除は受けられるものの)基本的には全額自費負担。結果が出ることが約束されていれば費用はどうにでもするが、不妊治療はそうではない。
結果が出なかった時に、後悔せずに別の生き方に無理なく移れると思える時間と金額が1年間300万円だった。
3回までと決めてしまうと、迷う気持ちが不思議となくなった。採卵に向けた自己注射や通院回数の増加も、あと3回のチャンスだし、と思って前向きに取り組めた。
当初は3回やって駄目ならすっぱり不妊治療は止めて夫婦は二人の道とキャリアを考えようと思っていたが、駄目だったらまた人口受精にステップダウンしてもいいかもなー、と思っている。
続けていくうちにまたたくさん迷うだろうが、ステップアップした今の気持ちである。

治療経緯詳細-3

これまでの治療経緯についてはこれが最後の記事。

東京HARTでは人工受精の回数は4回を目安としているらしい。これまでの実績から、4回以内で妊娠に至らない場合、5回以上挑戦しても結果が出にくいため、ステップアップを推奨するようだ。
それを聞いて人工受精は4回までと決めて治療を始めたので、2回空振りに終わった後の3回目は、それなりに追い詰められた気分だった。
これまでの2回は特に服薬せず、自然周期で排卵していたが、3回目はクロミッドを使用することになった。それが功を奏したのか、初めて排卵が二つ狙える状態に。
そして早目の夏休みを宮古島で過ごした後、陽性判定となった。ちなみに妊娠超初期症状と言われるものは全く見られず、1-2回目の時に感じていた諸々の症状はやはり思い込みだったのだなーと思う。
生理予定日から10日後位にクリニックで内診をしてもらうと、胎嚢が確認できた。

ここからは端折るが、その後クリニックを卒業して産院に移るも9週で稽留流産
手術後の9月から、生理を待たずに人工受精を再開し(これは今でもやや疑問だが、院長の判断だった)、4回とも陰性に終わったのでステップアップを決めたところである。

正直言うと、9-10月は流産手術直後だったので体が回復しておらず、人工受精再開は尚早だったのかとも思う。4回という期限にこだわらずにあと1-2回挑戦してもいいのかもしれない。何せ体外受精の費用は桁が違う。
だが、結果が見えない苦しさと焦燥感の方が強く、条件をつけてステップアップすることに決めた。

治療経緯詳細-2

続きです。
2016年年始に、はらメディカルクリニックにお願いしたクルーガー検査とAMH検査の結果が届いた。
それぞれ別の封筒で、クルーガーの方が数日早く届いたと思う。
結果は運動率が低く、奇形率が高いというもの。
夫は何故か「やっぱりね」という反応で、むしろもっと悪いと思っていたらしい。
一方のAMHは7.14で、多嚢胞気味という結果。私の方は心の準備が出来てなかったので、この結果を見たときは血の気が引いたのを覚えている。

しかし、この数値をみても悪さ度合いがいまいちわからない。早速専門病院の予約を取ることに。
この時点ではらメディカルクリニックは11ヶ月待ち。一方の東京HARTは10日後位の予約が出来た。

2月の初旬、夫と二人で東京HARTクリニックを訪問。まずはISO認証で義務付けられている採血検査を受け、院長の初診。持参したクルーガー検査とAMH検査の結果を見てもらい、どこから治療を始めるべきかを相談した。
この結果だといきなり体外受精に進む必要はなく、まずは人工受精から始めればいいのでは、という回答をもらい、一安心。
ただし、血液検査の結果が出てからでないと人工受精も開始できないということで今周期と海外出張のある3月は見送り、4月からトライすることになった。
次回で治療経緯は終わります。

治療経緯詳細-1

2014年4月に入籍してから、結婚式(親族だけだが)や新婚旅行があり、子作りを開始したのは一年後の2015年5月。
生来せっかちなので、まずは近所の産院と婦人科を併設している医院に行き、諸々検査をしてもらう。
といっても今思えば私の方のホルモン値と卵管造影検査くらいだった。
ここでは特に問題は見つからず、タイミング指導を二回程受けたところで通院が負担になり、外国産の排卵検査薬を使った自己流タイミング方に切り替える。
この時から、夫には半年タイミングを取って出来なかったら専門病院に行こうと伝えていた。
夫はのんびり屋なので、私が婦人科に通い始めた時も、いきなりそこまでしなくていいんじゃない?という反応だった。
一方、私の方は自分もそう若くないし、異動の可能性もあるので、早目に結論を出したいという考え。
とりあえず半年自己流タイミングで駄目だったら専門病院にかかろうと夫を説き伏せ、目安を2015年内とした。
結局タイミング法では授からず、専門病院を探すことに。

都内の病院をいくつかリストアップし、たくさんのブログを読み漁った中で、はらメディカルクリニックと東京HARTが浮かんできた。
選び方の優先順位はこんな感じだったと思う。
①実績
②予約制で待ち時間が短い
③受付や看護師の対応が良い

当初職場に近く、自然周期で有名なクリニックを候補に入れていたのだが、どのブログでも受付の対応がとても悪いと書かれていて気になったので、③も項目に挙げた。自由診療でまとまったお金を投じる以上、それなりに気持ちよく治療を進められる環境を求めるのは贅沢ではないはず。
なおこのクリニックは予約制でもなく待ち時間も非常に長いらしいので、仕事との両立はまず無理だろうと考えて候補から外した。

そして、この二つのうち費用が比較的良心的なはらメディカルの初診に申込んだところ、なんと11ヶ月待ち。体外受精から始める場合はもっと早く診てもらえるようだが、この時点では人工受精の可能性を知りたい、というレベルだったのでこの待ち期間となった。
その間に気になっていたAMHとクルーガーテストが受けられるとのことで、まずは受けてみることに。
もはやおぼろ気な記憶だが、採精キットが届いて自宅で採ったものをクリニックまで持参したと思う。私は採血だけなので、二人で迷いながらクリニックに向かった。
こぢんまりしたビルだか清潔で、受付や看護師の方の感じもすこぶるよかった。しかし、11ヶ月待ちなだけあり(週末だったのもあるが)、とにかく人が多い!!広くない待ち合いスペースに椅子がぎっしり並べられているが、座りきれないほど。
大変なところに来てしまった...と気圧されたまま、その日はすぐに帰宅した。

検査結果は2週間ほどで届いたと思う。続く。