振り返りー東京ハートクリニックについて

遅くなってしまったが、12週を過ぎたので不妊治療の振り返りをしたいと思う。

自分なりにタイミングを取って半年、結果が出なかったことから、はらメディカルクリニックで診察待ちがてらAMHと精液検査をしてもらったのだが、この検査を早くに受けたことは本当に良かったと思う。私のPCO傾向と夫の運動率の悪さという、不妊の原因がこの時点で明らかになった。

そして、PCO卵子の質が低い傾向があるため、自然周期のクリニックとは相性が悪そうだと考え、刺激系かつ完全予約制で実績の高いクリニックとして東京HARTを選んだ。
また、初診の予約が比較的早く取れたのも決めてだった。

他の不妊治療専門クリニックにはかかっていないので比較はできないが、個人的に感じた良い点・悪い点は下記。

【良い点】
まず、完全予約制で診察時間が短いこと。午前や午後診察の早い時間帯かつ内診だけなら最短で30分で受付から会計までが終わることも。逆に午前の最後や土曜日、連休明けなどは待つこともあったが、それでも受付から診察まで一時間くらいだった。
仕事との両立という面で譲れない部分だったので、とても有り難かった。

また待合室はゆったりとしており、土曜日でも付き添いの夫を含めて座れないほど混むことはない。ウォーターサーバーや雑誌もあり、待つことのストレスも少ない。人工受精などで待ち時間が生じる場合は外出しても良く、携帯電話で呼び出してもらえるし、表参道なので周囲で時間を潰すのは容易。

そして二つ目の良い点は治療方針がはっきりしている所。治療期間についても、人工受精は4回、体外受精は1年を目安に三回(これは恐らく採卵回数基準)という風に推奨している。あくまで目安なので強制されるわけではもちろんない。が、ちゃんとエビデンスを示した上で目安を提示してくれているのは私としては有り難かった。

また、体外受精は基本的に胚盤胞のみで行うなど、治療方針については研究者肌の院長の思想が多分に反映されている。最新の研究を取り入れている自負も強いと感じた。
私はクリニックを決めてからはあまり治療方法について調べたりせず、基本的にはプロに任せようという姿勢でいたが、ご自身でよくよく調べられていたり、他院から転院された方などの中には説明不足だと感じる部分があるかもしれない。時間がかかっても良いのであらゆる方法を試したい、という方は相談しづらい雰囲気に感じる可能性がある。

三つ目は看護師さんのフォローがよいという点。前述の通り院長は研究者肌であり、患者に寄り添って丁寧に説明してくれるというタイプではないが(いつも励ましてくれるが)、それを補ってあまりあるのが看護師さんの親切さである。医師の診察後は毎回、別のブースに移ってその後のスケジュールなどを看護師さんと相談するが、大抵の疑問はここで解決できていたと思う。移植時や子宮鏡検査など、少し痛みを伴う処置の時もこちらの様子を見て声をかけ、励ましてくれた。
通院を通して、医療従事者の方々の偉大さに触れ、本当に頭の上がらない気持ちになった。

最後に、私は利用しなかったが、定期的な不妊治療学級の開催やカウンセリングの併設、最近始まった男性不妊治療など、不妊治療をトータルでサポートする体制があること。東京HARTは決して大規模な病院ではないが、不妊治療を続けていくなかで考えられるトラブルに一通り対応できる仕組みができているのではないだろうか。

【気になる点】
さて、気になる点も少し挙げていく。
まずは治療費が完全に自費負担で、とにかく高額である点。特に体外受精に進んでからは文字通り桁違いの出費になる。しかし不明瞭な会計は一切なく、何にどれだけの費用がかかるかは事前に資料も含めて説明されるし、短期間で成果を出す、という治療方針と表裏一体なのだと思う。
高額の治療費設定のおかげである程度患者がフィルタリングされ、待ち時間も少ない状況が続けられているのだろう。実際に東京HARTに通われた方のブログを検索してみても、(そもそも件数が多くないが)通院期間は比較的短い印象だ。

次に、治療の細々としたこととして、自己注射の注射器が選べない点と採血の結果が当日にはわからない点。注射器については他院ではペンタイプのものなどが選択できる場合があるようだが(ただし高価)、東京HARTは看護師さんが使うような普通のタイプのみ。慣れれば問題ないし、自己注射が出来るだけでも通院の負担が軽減されて有難いことだが。
採血は体外受精の終盤の話だが、院内で分析が出来ないので、結果のわかる翌週までホルモン補充を継続しなくてはならなかったりした。そのうち改善されるのかもしれないが。

気になった点はこれくらいである。
高刺激系のクリニックを探していて、費用がかかってもいいから短期で結果を出したい方にはとても良いクリニックだと思う。私は人工受精から始めたが、普通は人工受精には保険が一部適用されるはずなので、体外受精へのステップアップからでよいと思う。

15w1d 75g経口ブドウ糖負荷試験

病院の指定で朝から絶飲食(水や無糖のお茶はOK)。
9時に受付をし、早速一回目の採血。
そしてコップ一杯(200mlくらい)の無色透明なサイダーのような炭酸の液体を飲むように指示があった。同じ検査を受けられた方のブログに、この液体が不味いので一気に飲んだ方がいいと書いてあったため一気に飲もうとしたら看護師さんに止められた。後で具合が悪くなったり貧血になったりするらしい。
ちびちびと時間をかけて飲み切ると、そこから一時間待機となる。病院に置いてある雑誌などを見て過ごすが、確かに食べ過ぎた後のようにだるーくなってくる。そして再度採血、また一時間待機。なんとなく頭に血がいかない感覚が続いてぼーっとする。ほぼ寝て過ごし、最後の採血。左右の腕から一ヶ所ずつ採っていたが、もう採る所がなくなって一度失敗し、2回目で成功した。本当にすみません...。
この日には結果が出ないだろうと思っていたが、特に何も言われないままお会計が済んでしまったので、結果の確認時期を聞くと、次回の妊婦検診で良いらしい。そうなのかー。

妊娠糖尿病には食事の調整(制限ではなく複数回に分けるらしい)と運動が有効らしいので、とりあえず安定期に入ったらマタニティヨガを始めよう。

12w4d 妊婦検診2回目

更新をさぼっていて、全くリアルタイムでなくなってしまい申し訳ない。

5月末に2回目の妊婦検診に夫と二人で行ってきた。前回はここまでこぎつけられなかったので、母子手帳とともにもらえる検診補助券を準備する時にもちょっと嬉しかった。

尿検査・血圧・体重測定後、診察室に呼ばれて経腹エコー。器具を当てた瞬間に逆さまになった赤ちゃんが足をばたつかせているのが見えて、元気にしてるんだ、と本当にほっとした。先生も、元気すぎるくらい元気ですねー、と笑っていた。
前回は辛うじて手足がついてるくらいだったのに、2週間でこんなに成長するんだな。びっくり。
夫は初めてエコーを見たり心音を聞いたりしたので
嬉しそうだった。

しかしその後の問診で、前回の妊婦検診の血液検査 で血糖値の値が高く、追加の検査が必要と言われる。空腹時で100mg/dl以下が基準のところ、112mg/dlだったらしい。
妊娠糖尿病の疑いありということで、75g経口ブドウ糖負荷試験という追加検査を早速土曜日に受けることに。
多嚢胞もたしか糖代謝に問題があると起こりやすいという話だったので、体質的に糖代謝が苦手なのだろう。後で調べてみたら、やはり多嚢胞の人は妊娠糖尿病になる確率がかなり高いようだ。
負荷試験の結果、入院することになった方の体験談を見て、暗い気持ちになる...。
また、人間ドックで同じ検査を受けた夫いわく、空腹時に甘い汁を飲まされた後、4回程採血されるという検査内容にも震える...。
前にも書いたが、採血のたびに指摘されるほど血管が細く採りづらいので、1日に4回も採血するのは相当難しいはず。看護師さんに申し訳ないなぁ...。

しかし、元気に成長している赤ちゃんを見られて、とても嬉しい日だった。流産のリスクが低くなる12週を超えられたのも有難い。
12週までは、と思ってこれまでベビー用品を検索しないようにしていたが、この日は病院に置いてある赤すぐのフリーペーパー(と言うのが憚られる立派な雑誌)をもらって帰った。

このまま順調にいきますように。

会社へ報告

11週に入った時点で夫以外誰にも報告をしていなかったのだが、来月海外出張の予定があるため、課長と部長に報告した。
前回は事情があって心拍確認時点で報告し、さんざん気を遣ってもらったにもかかわらず残念な結果になったので、今回は出来るだけ安定期に近づいてからの報告にしたかったのだ。

不妊治療を続けていることも報告していたので、反応はあっさりしたもので、海外出張はキャンセルして代替策を詰めることになった。有難い。

そして安定期に入るのは6月末であること、それまでは口外しないで欲しいこと、産休は10月末頃からの予定であることも報告。
そして復帰は保育園の都合で翌4月になりそうであることを伝えたら、驚いていた。
上司が長くいた会社の研究所のある地区は地方なので、工場勤務の女性は上限の1年半たっぷり育休を取るのが普通だからだ。
それが出来ればそうしたいところだが、23区では難しい。というか0歳4月でも入園できない可能性はある...。今から暗澹たる気持ちである。

なお、実家の両親にも義理の両親にもまだ伝えていないが、12週過ぎて次の検診が終わったら、と思っている。

10w4d 妊婦検診一回目

今週の火曜日、午後半休を取って一回目の妊婦検診に行ってきた。
順天堂のセミオープンを利用して、前半の検診はほぼ地元の産婦人科で受けられることになって有難い。順天堂なら1日がかりなので...。

前回の妊娠時はこの一回目の妊婦検診で心拍が確認できなくなったので、やはり少し緊張。
採尿と血圧、体重測定の後、採血。今回も血管が細い!と言われながらたくさん抜いてもらった。
そして診察室に呼ばれ、経腹エコー。前回は内診からだったので、ベッドに横になってください、と言われてちょっとびっくりした。
そして初めて心音を聞かせてもらい、柄にもなく感動してしまった。
つわりも酷くなく、本当に妊娠が継続できているのかどうか不安に思いながら毎日を過ごしていたので、やっと実感が湧いたというか。
それから内診に移り、超音波で手足のある二頭身の胎児を見せてもらう。先生は「このぬいぐるみみたいなのがね~、赤ちゃん!逆さまだけどね。順調ですよ」と言ってくれた。
何故かはわからないが、今回のエコー写真は今までで一番嬉しかった。ヒトらしい姿に育っていたからだろうか。とにかく、やっとここまでこれた、と思った。

まだまだ道のりは長いけれど、淡々と過ごしていこう。

8w4d 順天堂医院 初診

近所の産科で分娩予約がとれなかったので、慌てて他の病院を探し、順天堂医院を候補にした。

順天堂の産科の初診予約はHPでもいまいちよくわからず、結局電話で聞いてみることにした。
受付の方によると、産科は初診予約不要で直接病院に来て下さい、とのこと。ただし当日朝にHPの分娩予約状況を確認し、出産予定日の予約が埋まっていないことを確認してから行くこと、と(ちなみに今朝確認した時点で、11月上旬までの分娩予約が締め切られていた)。
また、順天堂の初診は8週以降可能なので、皆8週0日を目指して来院するとのこと。出来るだけ早くお越し下さい、ということだった。GW中なのでいつも以上に混むかも、とも。
週数から来院可能日を丁寧に数えてくれたりして、感じの良い方だった。

順天堂は紹介状必須なので(なくても5,400円払えばいいらしいが)、近所の産科に紹介状を頼み、後日紹介状を引き取って順天堂を訪問。とにかく早く分娩予約を取りたいのだが、GW中なのでどちらの病院も休診が多くスケジュールがややこしい!

そして夫も初診に付き合ってくれるはずが前日からの風邪でダウン。一人で向かうことになった。

火曜日は初診の受付は午後のみ。11:30開始のところ11:45に到着した。
自分の診察ではほぼ初めて大病院を訪れ、受付の混み具合にまず圧倒される。スタバもある...。
一階の総合受付で初診用問診票と保険証、紹介状を提示。そこから50分ほど待ち、4階4Bの産科受付へ進むように言われる。

産科ではまた別の問診票を書き、午後の診察は13:30からであることと、予約の方(恐らく再診の方?)が優先になるため、待つように言われる。
待ち合いのモニターに待ち人数が表示されるが、13:30の時点で33人。予約は13:30~/12人となっていたので、初診の方が20人強いるということだろうか。なお、私の受付票の受診番号は5番だった。

そこから三時間待ち。待ち人数は14:30頃に48人に達し、そこから減ったり増えたりしつつ30人台で推移していた。
15:30に看護師さんに名前を呼ばれ、中待合室へ移動。ほどなく診察室に呼ばれてすぐ内診。成長は順調なようす。
また、体外受精を受けているので対象外かと思ったが、セミオープンシステムを使えるらしい。これは、臨月になるまで提携している他院で妊婦検診等を受けられる制度で、順天堂の混雑緩和策のようだ。ただし低リスク妊婦が対象で、HPにチェックシートがある。
私が元々分娩希望していた医院もたまたま提携医院となっていたので、近場かつ待たなくて済むのはとても助かる。
待合室にいるのはだいぶお腹の大きい方が多かったので、恐らくセミオープンを利用している方がかなり多いのではないだろうか。

その後助産師さんから今後の診察スケジュール等の詳細な説明を受けた。先々の検診予約もしてもらい、20週で提出する分娩同意書ももらってやっとお会計。
お会計は自動精算機で凄くシステマティック...!

初診受付からお会計まで実に5時間の滞在でした。

7w4d 産科へ転院、失敗

土曜日に東京HARTを卒業し、早速産科で診てもらうことにする。
前にも通っていた地元の無痛分娩が出来る小さな病院。しかし、HPを見ると最短予約可能日はGW明けになっており、私は9週に差し掛かる頃。
さすがにそれでは分娩予約が間に合わないので、予約なしでも診てもらえることを確認し、午後半休を取って火曜日に病院へ。
並んでる間にも一組のカップルが分娩予約がもう一杯だと断られており、嫌な予感がする。やがて私も受付に呼ばれ、12月上旬はやはり分娩予約が埋まっているので、キャンセル待ちになるとのこと。
前回は7週そこそこで分娩予約が取れたはずだが、やはり早生まれは空いていたのだろうか?
先週の時点で診察してもらっていれば...と後悔するも、前回の事があり、正式に東京HARTを卒業するまでは産科に移るのは怖かったので致し方ない。

待ち時間中に猛烈な勢いで都内の無痛分娩が可能な病院を調べ、順天堂医院にあたりをつける。
8週以降の初診受付になるため、まだ分娩予約は可能なようす。GW中に分娩予約のための初診に再度挑戦しないといけないことに。
元々混むらしいが、連休もあるから更に待つんだろうな...。

内診は問題なく、週数や予定日も東京HARTの診断と同じ。母子手帳をもらうことと、2週間後に妊婦検診1回目を受診するよう指示があった。

産科が決まればやっと落ち着けると思ったのだが、道のりは遠い...。