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BT0 移植日

朝一で顧客訪問後、急いでクリニックへ。
移植日の時間は11時で固定だった。
移植日がずれて仕事のリスケに精一杯だったこともあり(ただの言い訳である、本当にすみません...)、尿をためるというステップを完全に忘れていた。いつも通りトイレに行ってから看護師さんにHCG注射(5,000単位)を打ってもらい、「たまってますか?」と聞かれて思い出す体たらく。手持ちの飲み物もなかったので、病院で売っているというお水を購入することに。300mlくらいで100円、良心価格。

採卵のときと同様に全裸にガウンとキャップという格好になり、呼ばれるまで待つ。移植はいつもの内診台なのかと思っていたので、ちょっとびっくり。
しばらくして採卵室の隣の部屋に呼ばれる(室内の構造は同じようだったので、こちらも採卵室なのかもしれない)。今日の担当は院長、若い男性の培養師さんと入室。院長の一言目が「元気にしてますよ!」だったのでちょっと笑ってしまった。
4AAからグレードは変わらず、朝アシストハッチングして解凍してあると説明してくれた。
エコーは初めてのお腹から当てるタイプ。なので、腰にかける布はほぼたくしあげられて、下半身丸出し状態...。この期に及んで恥ずかしいとかの感情はないのでいいけども。
移植自体はそんなに時間がかからず、モニターを見ているうちに終わった。痛みも全くなし。
終わったあとにも院長が超音波診断モニターの味方を説明してくれた。内膜も1cmで問題なしとのこと。
安静時間は特になく、着替えてお会計をして約一時間の滞在時間だった。

今日だけは膣錠の使用が変則で、朝は飛ばして昼・夕方・夜の三回だそう。
もはや私にできるのはきっちり薬を使いきることだけだ。上手くいったら嬉しい。

会社に戻って午後は新卒採用の会社説明会のお手伝い。同じくお手伝い要員の後輩が、今日4/1付けの転勤の内示を受けたらしく、震えた...。

D21 ルカ子・サロン

三連休、暖かくて晴天続きで嬉しい。

土曜日は3月に新しくやってみることのひとつ(というほど大袈裟なことではないけど)で、聖路加大学の主催するルカ子・サロンに行ってみた。
体調不良などでキャンセルがいくつかあったということで看護師の方とマンツーマン状態だったのだが、結果としては行ってみて本当によかった。
東京HARTは患者同士のおしゃべり会のようなものはないので、基本的に医師や看護師との対話が全てである。治療方針がはっきりしているし、看護師さんの対応も丁寧で不満はないのだが、治療について誰かと分かち合いたい気持ちがあったのだな、とサロンに行ってみて思った。
そういう気持ちに凄く沿うような企画で、本当に有難い。

ちなみに東京HARTはちゃんとカウンセラーの方がいて、初診時に半年有効の無料簡易カウンセリングのクーポンをもらえる。私の場合、不妊治療再開時には期限が切れていて使わずじまいだったのだが、辛くなったらそういう場を利用するのも効果的だと思う。

サロンではお茶やお菓子をいただきながらこれまでの治療歴や病院についてなど、ざっくばらんに話をする感じ。看護師さんが本当に優しく聞き上手の方だったので、ほぼ二時間楽しくおしゃべりした。
東京HARTのことはご存知なかったようだが、私の性格や体質に合っているのでは?と言ってもらった。人工受精でも一度妊娠しているのに早々にステップアップしたことを、せっかちすぎるのでは?と我ながら不安に思っていたのだが、そういってもらえてほっとした。いまだによくわからないままにここまで来た感があって、病院選びも(特に費用がかさんでくると)他の選択肢があったのでは?と迷う気持ちがあったのだと思う。
東京HARTは費用は恐らく都内屈指だが、治療期間や回数などをある程度明示していて方針がはっきりしているところが私にとっての良い点なんだな、と再認識した。
他にも、不妊治療は法整備が追い付かない部分もあり、クリニックによって治療方針や出来ること出来ないことの差が大きく、費用もまちまちだと言う話だった。お話の中でも、驚くような他院のエピソードもあって、情報交換だけでもためになるなーと思った。

あと、私が不妊治療に進もうと思ったきっかけについて、職場や習い事で知り合った人が結構な割合で不妊治療経験者で、よくあることなんだという意識があった、と話したら、職場の人間関係が良いんですね、と驚かれた。職場では飲み会の場で複数の人がフランクに不妊治療経験を話していたし、私の結婚後は、何人かの人が自身の経験を踏まえて(全く押し付けがましくなく)早めに子供の事を考えた方がいいとアドバイスをくれた。改めて言ってもらうと、確かに恵まれた人間関係の中のいるのだな。
看護師さんいわく、不妊治療のことは一生誰にも言わないと決めている人も少なからずいるらしい。そこまででなくとも、職場ではあえて言うことはしないという人ももちろん多いだろう。
私の場合は、上記の自分の経験を踏まえて、治療を終えたらオープンに言っていこうと思う。結果が出ていてもいなくても。それが後輩達の参考になったら嬉しい。

他に、お話の中で印象的だったのは、「不妊治療で大切なのは出来るだけ自分で治療方針を決めること」という話。どんな治療でも医療は手助けであり、治療法の提案は出来るけど、最後は患者が主体的に決めないといけない。
そして、不妊治療は精神的に落ち込むことも多いので、とにかく気晴らしや気分転換は大事、という話も。本当にそれは実感しているので、これからも新しいことや楽しいことをどんどんやろう。30代前半としては今後の人生の種まきにもなる気がする。

ワンコインで色々お話ができて、本当に楽しかった。
来月はヨガをテーマにするらしいので、参加したいと思っている。聖路加病院の看護師でヨガのインストラクター資格のある方が講師になってくれるとのこと。
興味のある方は是非確認してみてください↓

http://research.luke.ac.jp/nurseClinic/ProjectList/lukeko.html

17年度の予定をいただいた。

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D20 採血結果確認

昨日の採血結果を聞くため、指示通り12時10分前にクリニックに電話。しかし、まだ医師の確認がとれていないということで、12時ちょうどにもう一度電話をすることになった。
10分後、看護師さんが採血のホルモン値をさらさらっと教えてくれ、慌ててそのへんの紙に数値だけメモをする。414、1.4、74。そして、値に問題ないので、予定通り移植出来るとのこと。明日から薬を忘れずに、と。
電話を切ってから移植周期のホルモン値について調べてみる。東京HARTではISO管理目的以外の採血が(多分)初めてで、ホルモン値を教えてもらうこともなかったのだ。これまで基本的に先生任せで全然調べてこなかったのだと実感...。
で、414は恐らくE2(卵胞ホルモン)、1.4はP4(黄体ホルモン)、74はよく分からないが多分LH(黄体形成ホルモン)か...?
いずれも排卵期としては正常な範囲のよう。
まずは1回目の移植が出来そうだ。

電話をする前に、もしホルモン値が満たずに今周期見送りになったら、と一瞬考えたけれど(私は最悪の事態を事前に想像して心構えをする癖がある)、三連休だし始めようと思っていたホットヨガの体験に行って、来月また頑張ろうとすんなり思えた。
去年の秋は人工受精を再開しかなり追い詰められた精神状態だったことを思うと、だいぶ回復していると感じる。

前回の妊娠が継続していれば、3/15が出産予定日だった。その日にも思ったが、この半年ちょっとで信じられないほど精神的に立ち直ることが出来た。
本当に生きていて楽しいことは何もない、人生は辛いばかりと思っていた去年の晩夏~秋だったが、ここまで来られてよかった。
ありきたりだが、私のなんでもない毎日は夫や家族、友人など多くの人に支えられている。そしてこの期間、アートや映画、小説、ドラマなどの創作物がどれだけ日々を癒してくれたかわからない。
そういうことを改めて感じることができて、よかった。

D19 内診、そして予定変更

2回目の卵胞チェック。だが、前回あった左側の首席卵胞が見当たらない。どうやら前回内診後に予想以上の早さで成長したかもしくは小さいまま排卵したかで、いずれにしても排卵直後の様子。まあ、D19だもんなぁ...。
採血してホルモン値を測り、問題ないようであれば移植日前倒しになる様子。ああ、出張日程組み替えて半休申請したところなのに~!...まあ、仕方ない。
東京HARTは血液検査を外部委託してるようなので、明日のお昼に電話でホルモン値の確認をすることになった。とにかく、キャンセルになりませんように!

そして、判定日まで服用する大量の薬をもらった。初めてのルティナス膣錠、めちゃめちゃかさばることにびっくり。これを仕事しながら一日三回って、厳しいなぁ。他にプロギノーバとルトラール、これらは錠剤なので問題なし。

とりあえず、明日の電話を忘れないようにします。

移植のタイミング

少し前に来年度の認可保育園の当落が通知され、都内では1/3が落選したというニュースがあった。
23区に住む我が家も全く他人事ではない。

昨年7月に妊娠した時の出産予定日は3月だった。人工受精を始めたときは出産予定日など特に気にしていなかったのだ。いざ早生まれになると決まって居住区の保育園事情を調べると、あまりのハードルの高さに青ざめた。
認可外保育園は4月に一斉入園となるが、早生まれの場合は生後間もないため0歳4月で預けられない。より競争率の高いと言われる1歳4月で預けることになる。
かといって認可外保育園を調べても、23区は次々と認可外保育園を認可保育園へ切り替えており、居住区では既に認可外保育園はほとんどなかった。

居住区のHPでは昨年の各認可保育園のボーダーとなるポイントをまとめてくれているが、我が家はボーダーかちょっと足りない水準だった。

その後結局流産してしまったので杞憂に終わったわけだが、体外受精の移植周期を迎えてみると、また早生まれ問題を考えるタイミングになってしまった。今回の移植が駄目だった場合、4月から6月の移植は早生まれになる。
皮算用かもしれないが、早生まれにならないように2回目以降の移植周期を調整すべきか悩んでいる。

ただでさえチャンスが少ないのに、何で妊娠のタイミングまで考えないといけないのか。
この一、二年でも声をあげた方がたのお陰で少しずつ改善しているのだと思うが、安心して産める環境にはほど遠いと感じる。

もし子供が授かれたら、その後の保活についてもブログに残していきたいと考えている。

D15 子宮鏡検査

またまたひさしぶりのクリニック。
薬の服用もなく、治療を忘れて毎日を過ごしていた。
空気が春めいてきたせいか新しいことを始めたくて、3月は色々な催しに顔を出そうと予定をたてている。

さて、今日は卵胞チェックと子宮鏡検査。東京HARTでは初めての体外受精移植の前に子宮鏡検査を行うらしい。理由は、移植前にポリープ等を発見するためと、移植のルートを確保するため。移植の際に出血すると着床の阻害要因になるので、子宮口が狭い場合はあらかじめ子宮鏡検査の時にラミセルというもので広げたりするとのこと。

子宮鏡検査は痛いという話を聞いていたので、ちょっと緊張して処置室へ。人工受精も最後の2-3回は子宮口が曲がっているということで硬いカテーテルを使われ、結構痛かったのだ...。

まずは採卵前ぶり(つまり1ヶ月以上ぶり)の卵胞チェック。今日はK先生。左に1cmくらいの卵胞が育っており、今周期の移植は出来そうとのこと。
そして子宮鏡検査。消毒後、カメラが入れられていき、横のモニタに内部の映像が映される。痛みは卵菅造影検査と同じ種類で、程度も同じくらい。ちょっと下腹部がツーンとするけど、我慢できる。

すぐに終わってほっとした。そして診察室ではK先生から子宮鏡も問題ないと言ってもらい、判定日までのスケジュールが仮ではあるが決まった。自然周期の内診は今日を入れて3回で、来週末が移植日になりそう。

判定日は9時~10時までの採血なら当日15時以降に結果を聞けるが、採血と結果確認は別の日でもいい。別の日とする場合は採血が午前なら翌日の午前以降、採血が午後なら翌日の午後となるらしい。
いまのところ判定日が月曜日の予定なので、終日休むのは避けたいと考えて、月曜採血→火曜結果確認としてもらった。

おおよそのスケジュールが見え、出張の調整もしやすくなってひと安心。
そして今日も追加の請求書をもらう。

胚移植費用で118,800円。凍結胚融解:21,600円、透明帯開孔法:32,400円、胚移植:64,800円の合計とのこと。

採卵では誘発や追加凍結含めると90万円近くかかっている。移植ごとに20万円とみても4つの凍結卵の移植が終わる頃には170万円くらいになる。今周期は自然周期なので費用はかかっていない方だと思うが、凄い金額である。
体外費用として確保している300万円は、採卵2回目があればそこで使いきってしまいそうだ。

次の採卵が必要になった時に考えればいいが、採卵3回までと言わず300万円使いきったら止めてもいいかもしれない。

とりあえず、今周期の移植が終わったら体外受精の費用をまとめて記事にしたいと思う。

ところで、今はホットヨガを始めたくて仕方ない。前に通っていたジムにホットヨガのスタジオがあって、結構楽しかったのだ。
体質改善を図るに当たって、改めてやってみたいなと。冷え性と肩こり、柔軟性の改善、ついでにあわよくば精神的な安定が得られれば嬉しい。
職場の近くにホットヨガとマタニティヨガ(これは常温)のスタジオを見つけたので、もし今回の移植が陰性だったら体験クラスに行ってみようと思う。元気なうちに治療が上手くいかなかった時の楽しみを意図的に配置しておくのだ。

D6 移植周期の方針説明

ひさしぶりのクリニック。
昨日の夜海外出張から戻ったが、整備不良で飛行機が4時間遅れ、帰宅は深夜になってしまった...。
溜まった家事を朝片付けたが、タイムアップでどたばたと表参道へ向かう。もっと遅い予約時間にすればよかったが、仕方ない。

今回は内診はなく、直接院長の診察室へ。採卵の結果を日にち別の受精卵の画像を見ながら説明してもらう。が、細かいところは専門的すぎてよくわからなかった...。
概要としては、11/25個の変性卵は多いがPCOなのである程度仕方ない、その後ふりかけで9/11個受精してるのは良好な結果。受精卵の成長過程も順調で、凍結に至らなかった5個のほとんども桑実胚にはなったようだ。
凍結卵のグレードは5日目凍結の3個が4AA・4AB・4BB、6日目凍結が4BC。東京HARTではBB以上が良好としているようなので、5日目の3個は有望とのこと。一方で6日目の1個についてはグレードの説明もなかった。院長は「この4個で一人か二人は狙えるでしょう」とのこと。一回の採卵で二人目も出来たら最高だが、期待しすぎても良くない。
とりあえず、「全く計画通りです」という院長の言葉を信じよう...。
これまでの周期で自力で排卵しているので、今回は自然周期とのこと。クロミッドの指示もなく、次はD13-14に内診。合わせて子宮鏡検査もやるらしい。痛くないといいなー。これでポリープ等が見つかると、移植前にそっちの処置をすることになると。

また、院長診察の時に勇気を出して胚盤胞以外は凍結しないのかどうかを聞いてみた。凍結の際、東京HARTは世界で初めて開発したというガラス化技術を用いている(現在は世界中で行われているらしい)。従来は凍結時に受精卵内の水が結晶化し、体積が大きくなるため受精卵にダメージが生じた。ガラス化は結晶化起こさずに瞬時に凍結出来るため、受精卵へのダメージが少なくすむという。
一方でガラス化は受精卵内の細胞が十分に分割して小さくなっている必要があるらしく、胚盤胞まで育ててガラス化するのが最も妊娠に繋がると考えているらしい。
ということで、恐らく採卵数や受精率にかかわらず、胚盤胞のみ凍結する方針なのだろう。納得。
待合室でも時々院長の学会発表の映像が流れているが、学者肌の人なのだなーと改めて思った。

帰りがけに近くの「まめ」という和菓子屋さんでいちご大福を買った。いちご大福、この時期だけの楽しみという感じで大好きなのだ。